知事の発言の中で、津波対策について「静岡県津波対策検討会議」をすでに立ち上げたという報告、さらに「静岡県防災・原子力学術会議」に外部有識者で構成する「津波対策分科会」を設置し、専門的、学術的な観点を取り入れた津波対策の研究に取り組むという表明がありました。津波についてどれだけの高さを想定すべきか、早急にしっかりと再検討する必要があります。評価して良い所だと思います。

　浜岡原発については、現状から踏み込んだ知事の発言はありませんでしたが、夏場における電力供給の逼迫を懸念し、全県を挙げて節電対策を進める、そして新エネルギーの導入促進を加速させたいという発言がありました。

　県政史上58年ぶりとなる5月議会の補正予算でした。その4つの柱は、①大震災の被災者支援　②東海地震対策　③大震災の影響を受けた県内経済対策　④県東部の地震の災害復旧　からなっています。全会一致でこれらを可決しました。県民の皆様の安全・安心・福祉に資することを願っています。



　　　　　　　　　　　駿府城のお堀の石垣補修中（本文とは関係ありません）